インターナショナル・スタイル: イギリスやアメリカ合衆国の市場で受けることを目的としたレゲエのスタイル。Wailers(1973)
Catch a Fire(Island)のようにジャマイカで録音した音源にイギリスでリード・ギターなどをオーバーダビングしたり、John Holt(1973)
One Thousand Volts of Holt(Trojan)のようにイギリスでストリングスをオーバーダビングしたり、Third World(1982)"Try Jah Love"(CBS)やDennis Brown(1983)
The Prophet Rides Again(A&M)のようにソウルやファンクのようなアレンジにしたり、Shinehead(1988)
UnityやShabba Ranks(1991)
As Raw as Everのようにヒップホップのようなアレンジにして、英米市場受けをねらう方法がある。(
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演奏
: Cat Professor's Selected Listでは「演奏」という用語に、リズム・マシーン・プログラム、MIDIプログラム、DAWプログラムを含む。
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メロディック・ベース・ライン
: Cat Professor's Selected Listでは(C→Gの2コードをD→Aの2コードに移調した場合も含む)相対的なコード進行とベース・ラインが同一であれば、ドラムス・パターンやホーン・セクションなどのアレンジが異なっても、同一のメロディック・ベース・ラインと呼ぶ。したがって、異なるレーベルで同一のメロディック・ベース・ラインを「使い回す」ことができる。(リズム・トラックも参照)
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ポリメトリー(polymetry)
: (オンビートを表、オフビートを裏、と表記した場合の)裏の裏がある拍子のこと。
レゲエの「ワン ドロップ・トゥ フィール」と呼ばれている定型的な4分のC2・4,S3リズム・パターンの場合では、4分の4拍子換算で、1拍目のバスドラが表、3拍目のスネアが裏、2&4拍目のギターが裏の裏となる。
ポリメトリーという用語は、Dauer(1958)が提唱し、これをもとにJahn(訳1981:187)が「多拍子形式(polymetry)にあっては、幾つかの異なる種類の基本の拍子が同時に聞かれる。(中略)多拍子形式では、一のドラムは四・四の拍子をとり、同時に第二のドラムは三・四の拍子をとり、そして第三のドラムは二・四の拍子をとる」と定義した。
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ポリリズム(polyrhythm)
: 8分の8拍子など4拍子系と、8分の6拍子など3拍子系のリズムが併存しているリズムのこと。
ジャマイカを含めたアメリカ大陸及びその周辺島嶼部の音楽においては、(例えば)バスドラムが1小節を4等分しコンガが1小節を6等分する、という明確なポリリズム構造をとることはまず無い。しかし、1小節を16等分すると割り切れないが、1小節を(4×6=)24等分した場合には割り切れる時点でパーカッションをたたく、といったポリリズム的要素が「残存」していることが多い。
「蛍の光」やErik Satie作曲の"Gymnopedies 1"は3拍子曲であるが、Cat Professor編曲の「蛍の光」と"Gymnopedies"は、「ワン ドロップ・トゥ フィール」(4分のC2・4,S3)のリズム・パターンの"Full Up"のメロディック・ベース・ラインを用いて、ポリリズム曲に編曲した。
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ポリスケール
: Eメジャーの1コード曲が多かったファンクでは、リズム・ギターがE1コードでも、ボーカルやソロ楽器は異なる「コード進行」、正確には異なるスケール(旋律)をとる多重旋律が多かった。レゲエ界でもChaka Demus & Pliers (1992)"Murder She Wrote"以降、ポリスケール曲を散見する。
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リズム・トラック
: メロディック・ベース・ラインは「リズム・トラック」と呼ばれることが多いが、Cat Professor's Selected Listでは同一テイク(=録音)のメロディック・ベース・ラインのことを指してリズム・トラックと呼ぶ。なお、同一テイクのリズム・トラックであっても、タイム・コンプレッサーなどを使用してテンポが異なったり、ホーン・セクションなどのアレンジが異なるversionが存在することがある。したがって、マスターテープなどの売却や「盗難」が無い限り、異なるレーベル間では、リズム・トラックの「使い回し」はできないはずである。
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ボーカロイド
: 「ヤマハが開発したパソコンに歌詞とメロディーを入力するだけで歌声を合成する技術および、それを応用したソフトウェア」(※出典を開く)。
○メロディック・ベース・ライン(いわゆる「リズム・トラック」と類似した用語)(【目次】へ)
【凡例】
- 原産は初リリースされた年と、プロダクションまたはレーベルを示した。
- コード進行は原則として小節単位の表記であり、表1に示した1オクターブを12等分した、すなわち半音を1、全音を2とする半音度の相対音程を示したものがある。つまり、コードの基音がCの場合、半音(=短2度)上のDbは1、全音(=長2度)上のDは2、完全5度のGは7となり、C→Gというコード進行の相対音程は0→7と表記する。
表1 絶対音程とCを基音とした相対音程
| B | B 11(長7度) |
| Bb 10(短7度) |
| A 9(長6度) |
| Ab 8(短6度) |
| G 7(完全5度) |
| Gb 6(増4度) |
| F 5(完全4度) |
| F |
| E | E 4(長3度) |
| Eb 3(短3度) |
| D 2(長2度) |
| Db 1(短2度) |
| C 0(基音=完全1度) |
| C |
○猫界のスケジュールの不思議
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夏
:
猫界では「涼しいところで寝転がっていたい」という人間界では怠慢としか思えない理由のため、夏場は通常の月とは定型的なスケジュールが異なる場合があります。
なお、通常の季節では、Cat Professorが火曜日にセレクターをやることはあまりありません。
冬
:
猫界では「コタツに入って丸くなっていたい」という人間界では怠慢としか思えない理由のため、冬から春先にかけては通常の月とは定型的なスケジュールが異なる場合があります。
なお、通常の季節では、Cat Professorが火曜日にセレクターをやることはあまりありません。
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§References§
- Barrow,S. and Dalton P.(2004) The Rough Guide to Reggae (3rd edition), London: Rough Guides、スティーブ・バロウ & ピーター・ドルトン著、二階優子、家永直樹訳(2011)『ラフガイド・トゥ・レゲエ』河合出書房新社
Brewster,B. and Broughton,F.(1999) Last Night a DJ Saved My Life: The History of the Disc Jockey, Headline Book Publishing Ltd.、ビル・ブルースター フランク・ブロードン著 島田 陽子訳(2003)『そして、みんなクレージーになっていく』プロデュース・センター出版局
Dauer,Alfons M.(1958)
Der Jazz, seine Ursprünge und seine Entwicklung, Kassel
Davis,S.(1983)
Bob Marley, N.Y.: Roslyn Targ Literary Agency、スティーヴン・ディヴィス著 大橋 悦子訳(1986)『ボブ・マーリー~レゲエの伝説』晶文社
Jahn, von Janheinz(1958)
Muntu: Umrisse der neoafrikanischen Kultur, Engene Diederichs Verlag, Düsseldolf-Köln、黄寅秀訳(1981)『アフリカの魂を求めて』せりか書房
Parliament(1986) "Teach Yourself P-Funk: A Glossary of Everything That's Hip in Wordology" in Uncut Funk・The Bomb: The Best of Parliament, Phonogr
am JABB 18
Steffens, R. and Pierson, R. L.(2005)
Bob Marley and the Wailers The Definitive Discography, Cambridge:M.A., Rounder Books
Vincent,R.(1996) Funk: The Music, The People, and The Rhythm of The One, St. Martin's Press Inc.、リッキー・ヴィンセント著 宇井 千史訳(1998)
『ファンク 人物、歴史そしてワンネス』㈱ブルース・インターアクションズ
- White,T.(1989) Catch a Fire: Life of Bob Marley, N.Y.: William Morris Agency、ティモシー・ホワイト著 青木 誠訳(1992)『ボブ・マーリー~キャッチ ア ファイア』音楽之友社
© by 2002-25 Cat Professor、2025年8月16日更新
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